見よう見まねで革靴製作を始めてみた。色々なサイトを調べて雰囲気わかったものの、実践はもちろん初めて。備忘録を兼ねて、まとめをのせておきます。
第1作目のデザインはダービーにしてみることにした。手持ちでヌメ革があって、これに染色して茶色にしようかなかなと思っていたので、フォーマルではないけどラフ過ぎずくらいの感じがいいかなと。
色々ネットを探してみたけど、なかなかデザインや型紙でまとまって解説しているサイトがなかった。その中で一番参考になったのがこの動画。
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あと、ここ のページが参考になる。靴の学校の生徒さんがデザイン線を引いている過程が写真で載っている。
木型にマスキングテープを貼る
まず下準備として木型にマスキングテープを上貼りした。この辺の動画を参考に。この貼ったテープに線を書いていった。
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基本線の書き込み
色々なサイトを漁ってだいたい共通するのは下のプロセス。
外と内のジョイントを結ぶ線を書く 甲と爪先を結ぶ中心線を書く 1と2の交点から、それぞれのジョイントまで半分の位置に印をつける かかとに中心線を書く かかとの高さを決め印をつける(今回は7cmにした) 3でつけたしるしとかかとを結ぶ。
これは1のジョイントを結ぶ線を書いてるところ。2の中心線も途中まで書いてるけど気にしないでください。
ここから先はデザインや好みもあってサイト毎にやり方が別れる感じだった。それと、なかなかデザインのプロセスまで説明してくれているサイトがない。その中でここ とここ 、ここ のページとか、ここ で型紙の写真が載っていたので、これがありがたかった。
はき口のライン
最初にベロの一番高いところの位置を決めた。これはNavicular (舟状骨)が十分隠れるくらいの高さにした。
あと、この位置とかかとの一番高いところを結ぶはき口の線をどう引くかだが、いろいろなサイト毎にそれぞれのやり方があるようで、デザインというか個性の出し方というか、そういう世界のようらしい。
私も、ラップ靴で何回か試作してみたけれど、ダサい。革靴でなくズックというかスリッポンの履き口というか。。。
結局、ここ とここ 、ここ のページを参考にさせてもらって、かかとの上端、下端とベロの上端、ジョイントを線で結んで丸める感じでラインを引いた。
外羽根のライン
この線の書き方は参考にしたページや書籍によって諸説あったし、そもそも、ここが靴の個性を決める大きな要素なので定石みたいなのはブランド毎なのかなと思った。ラップ靴で何回か線を引いてみて、一番よさそうなものをマスキングした木型に写した。
中底のライン
中底の書き方はこちらのサイト を参考にしてみた。中底のラインは、上から見た時の足の一番外側と思っていたのが、このサイトだと足が地面に接するところの外周を追っていく感じらしい。
中底は、A4の紙にラストの底面を写して、これを足にぴったり合うように切ったり足したりして調整した。
このページは参考になった。